「火の記憶・水の記憶」
撮影:T. Akashi,4月,君津市吉野

 房総半島中央部に分布する万田野層は一つの地層名で呼ばれていますが、現地を歩くと礫を多く含む地層と砂だけの地層が大きく判れており、小さな不整合を含むこの地域の地殻変動が激しい時期の海底堆積物と思われます。この砂礫層に含まれる礫種も何処を起源とするか?様々な意見が存在しています。この万田野層の砂には、軽石や輝石・磁鉄鉱を多く含む層があり時折この様な美しいラミナを見せてくれます。ラミナを構成するこの黒く細い線は火山灰起源の輝石や磁鉄鉱の自形結晶を多く含んでいます。