「鑿の跡」
撮影:T. Akashi,2012年8月25日,富津市売津

 売津瀧ノ谷(うるづ・たきのやつ)丁場は明治時代に繁栄した凝灰質砂岩の採掘地を代表する丁場の一つで、明治18年に作られた地形図である「迅速図」にも周辺の多数の丁場と共にその存在が記されており、ダルマ船で三浦半島や京浜地区に運ばれました。画像は、深く掘り進んだ丁場の石材を搬出する為のトンネル側壁に今も残るノミとツルハシの跡。現在は緑の苔に覆われて居ます。丁場はマムシに守られて我々の進入を簡単に受け入れてはくれません。