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初対面の方が多かったので集合しやすいようにきれいな看板も作りました。
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バスの先頭には今回の企画のタイトル看板も。道行く人々の注目を集めました。
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道は房総の山へと入っていきます。車窓には、巨大な砂取り場の露頭が現れました。
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車内では今回の会の企画をリードしてくださった赤司さんの挨拶。
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梅雨のこの季節、道端にはホタルブクロがきれいに咲いていました。袋の中をのぞくと雨が降るかも・・・。
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まずは火山灰を観察できるようにするために露頭のクリーニング。表面のコケなどをねじりがまを使ってそぎ落とします。
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匠が作った特注のねじり鎌も登場。その切れ味に皆さんびっくり。
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まず観察したのは「秋田おばこ」と名づけらた火山灰。「おばこ」とは秋田の方言で「娘」の意味。なんでこんな名前がついたのでしょうか?現地では議論になりました。白くて細粒の火山灰は美しくもあるので、娘さんのおしろいに似ているからだなんて意見が出ていました。
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この火山灰は細かい火山ガラスからなっていて、指で触ると少しざらざらする感じです。ザラザラする火山ガラスはかつてはクレンザーの代わりや、精米などに利用されていたとのこと。
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露頭には我々だけでなく、小さなサワガニも張り付いていました。
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続いて観察したのは「バミューダ」と名づけられている火山灰。なんでこんな名前なんでしょう?
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ねじり鎌で内部を露出させてみると、この「バミューダ」火山灰には数mmから1cmくらいの黒い黒い火山礫・スコリアが含まれています。
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タービダイトの中には、黒い炭化木片がたくさん含まれています。陸や浅い海にたまった植物が巨大地震によるタービダイトに巻き込まれて深海に運ばれたためとのこと。
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大山千枚田には見事な棚田の風景が広がっていました。稲の緑がとても映えるよい季節でした。
一帯は、鴨川地溝帯と呼ばれる断層地帯。脆弱な地質によって地すべりが良く起こる地域です。地すべりと風化作用によって生まれた保水性に富む緩斜面に昔の人は注目し棚田を開いたそうです。
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大山千枚田の見晴らしの良いベンチでお弁当を食べました。背後に見えるのはこれから向かう嶺岡の山々です。嶺岡の山々のかなりの部分は地すべり地域の地質の代表格・蛇紋岩から造られています。
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参加者の中にはこんな便利な道具を持ってきた方も。様々なサイズの粒が固着されているスケールです。このスケールと比較することで、指の感触から試料の粒径がわかるという優れもの。
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枝が被さってくるなかなかワイルドな嶺岡林道をバスは行きます。
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尾根沿いを走る林道からは時折、展望が開けます。車窓に見える山は硬い玄武岩からなる山々。
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蛇紋岩の露頭に到着しました。なにやら崖が緑色をしています。
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崖には、深緑色の中に白い筋が走る模様を持つ蛇紋岩が露出していました。
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蛇紋岩の崖の裏には、硬い玄武岩の露頭がありました。ここで岩石採取用ハンマーの使い方の極意を披露。
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かつてはここには玄武岩の岩体があったそうです。岩体は山ごと採石されて今は平らで広い空き地だけが残っています。
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嶺岡が太平洋へと沈む海岸目指して、再びバスで林道を行きます。その途中では、作業中のクレーン車と遭遇。お仕事中なのに道を空けてくださいました。
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嶺岡が太平洋へと沈む海岸にある鴨川青年の家に着きました。建物の横には巨大な枕状溶岩の崖がありました。
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青年の家の敷地に入る許可を頂き、見事な枕状溶岩を拝見しました。本当に枕のような形をしています。枕状溶岩は海底に噴出した粘性の低い溶岩が固まって出来ます。海底では噴出した溶岩が海水に触れて急に冷され、溶岩の表面に殻が出来ます。しかし、内部はまだ溶けているので、殻の一部を破って溶岩は殻の外に流れ出します。流れ出した溶岩の表面には海水との接触により再び殻が出来ます。これの繰り返しにより、へびのように長く延びた溶岩流が出来ます。このような長い溶岩流が積みかさなったものの断面を見ると一つ一つの溶岩流が枕のような形になるというわけです。
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なにやらある枕状溶岩を前にして議論が盛り上がっています。
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この枕状溶岩の形から、溶岩が固まったときの重力の方向がわかるといいます。へこみに入り込むような形をしているのが下、それに対して比較的平らな方が上になります。ということはこの枕状溶岩からわかることは重力の方向は左下の方向。
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そろそろ思いを馳せる会も終わりです。最後に、様々な種類の礫からなる海岸に行きました。ここでは嶺岡地域に露出する岩石の大半のものが礫としてひろえるといいます。馳せる会のしめくくりとしてはふさわしい場所でした。
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様々な色の礫が波に洗われ、波が引くたびにカラカラといい音を出していました。
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帰りは房総スカイラインを快走して出発地点の蘇我駅へ。
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館山自動車道に入るころには陽も傾いていました。かなたには富士山も見えました。
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枕状溶岩の前で撮影した集合写真です。皆さんお疲れ様でした。またどこかで火山に思いを馳せましょう。
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