北海道駒ケ岳


登るのが大変な活火山

 現在登頂可能な火山の中で、山頂に向かって直登する、比較的人気のある登山コースについて、公共の交通機関を降りてから、あるいは登山者用駐車場からの標高差でランキングすると、

1位 羊蹄山(1898m)
北西方向から望んだ羊蹄山 洞爺湖方向から遠望した羊蹄山 羊蹄山 南山麓から眺める羊蹄山

 倶知安町羊蹄山半月湖登山口(標高350m)から頂上まで標高差約1550m。最近の噴火は6000-5000年前頃に噴出したと推定される火山灰が存在するが詳細は不明。

  • YAHOO!地図情報・半月湖登山口
  • 国土地理院・地図閲覧サービスの半月湖登山口付近の地形図
  • 地質調査総合センターによる日本の第四紀火山・羊蹄山
  • 倶知安町による羊蹄山情報



  • 2位 白山(2702m)
    室堂平からの白山御前峰 白山トンビ岩から南龍ヶ馬場を見る 白山・御前峰より大汝峰を望む 白山 白山 白山

     白山市別当出合登山口駐車場(標高1260m)から頂上まで標高差約1440m。古文書の解析によると、最近の噴火は1659年の山頂での噴火。山麓では岩間の噴泉塔など温泉の活動も活発。

  • YAHOO!地図情報・別当出合登山口
  • 国土地理院・地図閲覧サービスの別当出合登山口付近の地形図
  • 地質調査総合センターによる日本の第四紀火山・白山
  • 白山観光協会による白山登山の情報ポータルサイト



  • 2位 羅臼岳(1660m)

     岩尾別温泉(標高約220m)から山頂まで標高差は約1440m。最近の噴火は5-7百年前の降下軽石や火砕流を伴うプリニー式噴火。

  • YAHOO!地図情報・岩尾別温泉
  • 国土地理院・地図閲覧サービスの岩尾別温泉付近の地形図
  • 地質調査総合センターによる日本の第四紀火山・羅臼岳



  • 4位 岩手山(2038m)
    八幡平から眺める岩手山 焼走り溶岩流から眺める岩手山 鬼ヶ城から見た岩手山・薬師岳 鬼ヶ城から見た岩手山西カルデラ内にある御苗代湖 薬師岳火口縁からの中央火口丘妙見岳 西岩手山黒倉山下にある大地獄谷

     東山麓の馬返し(標高約630m)から山頂まで標高差は約1410m。最近の噴火は1919年 の西岩手の大地獄谷での水蒸気噴火。距離は長いが西麓の松川温泉からの登頂であれば標高差は1190mになる。

  • YAHOO!地図情報・馬返し登山口
  • 国土地理院・地図閲覧サービスの馬返し登山口から山頂付近の地形図
  • 地質調査総合センターによる日本の第四紀火山・岩手山
  • 地質調査総合センター・伊藤さんによる岩手山の地質学的解説



  • 5位 富士山(3776m)
    日本平から眺める富士山 富士山宝永火口 茅ヶ崎から見る富士山 茅ヶ崎から見る富士山 雲海から頭を出した富士山の空撮 北東山麓から眺める富士山

     富士宮口新五合目駐車場(標高2390m)から頂上まで標高差約1390m。最近の噴火は1707年に起こった山腹火口からのプリニー式噴火で、山頂から東方向の地域に大量の火山灰を降らせた。

  • YAHOO!地図情報・富士宮口新五合目
  • 国土地理院・地図閲覧サービスの富士宮口新五合目付近の地形図
  • 地質調査総合センターによる日本の第四紀火山・富士山
  • 地質調査総合センターによる富士山登山 火山観察ガイド
  • 静岡大学小山研究室による富士山の解説
  • 日本大学・地球システム学科による富士山観測プロジェクト
  • 富士宮市による富士山情報


    6位 知床硫黄山(1562m)

     カムイワッカ滝入り口(標高約250m)から山頂まで標高差は約1310m。最近の噴火は1936年に北西山腹で水蒸気噴火、 溶融硫黄流出。

  • YAHOO!地図情報・カムイワッカ滝入り口
  • 国土地理院・地図閲覧サービスのカムイワッカ滝入り口付近の地形図
  • 地質調査総合センターによる日本の第四紀火山・知床硫黄山



  • 7位 利尻山(1721m)
    北北東山麓の空港から見る利尻岳 利尻山

     利尻町見返台5合目(標高420m)から頂上まで標高差約1300m。最近の噴火は8000ないし5000年前に南山麓の海岸付近でのマグマ水蒸気爆発によるマールの形成(オタドマリ沼)やストロンボリ式噴火によるスコリア丘の形成(メヌウショロポン山・オタドマリポン山など)とそれに伴う溶岩流の流出。

  • YAHOO!地図情報・利尻山の見返台5合目登山口
  • 国土地理院・地図閲覧サービスの見返台登山口付近の地形図
  • 地質調査総合センターによる日本の第四紀火山・利尻山
  • 地質調査総合センターの石塚さんによる利尻山の解説
  • 利尻町による利尻山・登山ガイド



  • 8位 十勝岳(2077m)
    北西方向から空撮した十勝岳 登山口の望岳台から仰ぎ見る十勝岳

     美瑛町望岳台駐車場(標高910m)から頂上まで標高差約1170m。最近の噴火は、2004年2月25日,4月19日に62-2火口での小規模水蒸気噴火。

  • YAHOO!地図情報・望岳台登山口
  • 国土地理院・地図閲覧サービスの望岳台登山口付近の地形図
  • 地質調査総合センターによる日本の第四紀火山・十勝岳
  • 美瑛町による十勝岳の解説



  • 9位 妙高山(2454m)
    妙高山 妙高山山頂から東方向の眺め 野尻湖近くから眺める妙高山

     妙高市笹ヶ峰ロッジ(約1300m)から頂上まで標高差約1150m。活火山ではあるが歴史時代の噴火記録はない。最新の噴火は約3000年前の水蒸気爆発。南側の火口原には硫気地帯(地獄谷)がある。

  • YAHOO!地図情報・笹ヶ峰ロッジ
  • 国土地理院・地図閲覧サービスの笹ヶ峰ロッジ付近の地形図
  • 地質調査総合センターによる日本の第四紀火山・妙高山
  • 妙高市観光協会



  • 10位 鳥海山(2236m)
    鳥海山

     にかほ市鉾立五合目登山口(標高1155m)から頂上まで標高差約1080m。最新の噴火は1974年 2月-5月の小規模水蒸気噴火。

  • YAHOO!地図情報・鉾立五合目登山口
  • 国土地理院・地図閲覧サービスの鉾立五合目登山口付近の地形図
  • 地質調査総合センターによる日本の第四紀火山・鳥海山
  • 地質調査総合センターの中野さんによる鳥海火山の解説



  • 番外編

    新潟焼山(2400m)
    (現在様子見中)

    空撮した新潟焼山妙高山山頂より望む新潟焼山

      最近の噴火は、1983年に山頂での水蒸気噴火。1974年の水蒸気噴火で犠牲者が出て以来、登山禁止が続いていたが2006年についに登山規制解除。北麓の笹倉温泉(標高500m)から頂上まで標高差は約1900m。妙高山南麓の笹ヶ峰(標高1300m)から火打山・影火打を越えて、新潟焼山に至るコースの場合、累積で約1590mの標高差を登ることになる。山頂への登山の規制解除の後、登山道の整備次第ではあるが、もし登山口が現状と同じであれば“日本一登るのが大変な活火山”になる。

  • YAHOO!地図情報・笹倉温泉
  • 国土地理院・地図閲覧サービスの笹倉温泉付近の地形図
  • 地質調査総合センターによる日本の第四紀火山・新潟焼山



  • 浅間山(2568m)
    (現在、山頂付近登山禁止)

    北軽井沢から望む浅間山 南軽井沢から望む浅間山 二度上峠から望む浅間山

     峰の茶屋(標高1406m)から頂上まで標高差約1160m。日本を代表する活発な活火山の一つ。2004年には山頂火口での中規模爆発により山麓に火山灰・火山礫が降下。現在、山頂への登山は禁止。登山規制解除の後は妙高山と同程度に登るのが大変な活火山となる。

  • YAHOO!地図情報・峰の茶屋
  • 国土地理院・地図閲覧サービスの峰の茶屋付近の地形図
  • 地質調査総合センターによる日本の第四紀火山・浅間山
  • 軽井沢町による浅間山の火山に関する情報



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