“防衛庁宇宙通信所から、陸域観測衛星「ひるがお」が撮影した霧島の画像が送られてきた。......データの補正が不十分な為、その画像は決して鮮明とは言えなかったが、それでも火山課職員の度肝を抜くには充分だった。雄大な霧島火山の姿は消え失せ、代わりに最大径一六キロ、深さ平均五〇〇メートルの巨大な窪み、つまりカルデラが出現していたのである。”(第8章,p.299)
(作成:長井雅史)
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