“加久藤火山!?三十万年前に最後の破局的大噴火を起こして南九州を焼き尽くした加久藤火山?もうとっくに死んだと考えられていた長径十六キロの巨大カルデラ火山・・・。その亡霊が、今蘇った?そんな馬鹿な!?小岩井は頭を殴られたようなショックを感じた。”(第4章,p.120, 122)
 (撮影:上野龍之)
解説:
作中に述べられているように、巨大噴火によって加久藤カルデラが形成されたのは約30万年前のことである。この時噴出した加久藤火砕流は南九州各地を覆い堆積した。この写真は溶結した加久藤火砕流堆積物を川内川が浸食して形作った「曽木の滝」である。蘇った加久藤火山が引き起こした破局的噴火による火砕流堆積物も30万年後にはこのような姿を見せるのであろうか・・・。
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