画像でたどる死都日本・ラハール:平野域の洪水氾濫
画像でたどる死都日本


ラハール:平野域の洪水氾濫

6月20日
火山灰に覆われた日本の各地


“土石流が頻発し,地形を見る見る変えて行った...溢れる川を盛り土で抑え込もうとする間に背後の山から土石流が押し寄せるのだから,いたずらに死者が増えるばかりで手の付けようがない...沖積平野に発展した都市の防衛戦は無駄な人員消耗戦であることを,国民すべてが悟った”(エピローグ,p.519)

(撮影:井上公夫)

解説:
 ラハールは,火砕流等の影響が及ばなかった下流域にも大量の土砂を供給するため,被害がさらに拡大する。ピナツボ火山の噴火では、噴火による死者は奇跡的に数十人で済んだが、その後の大規模なラハール(写真)で多くの犠牲者がでている。

関連リンク

  • 群馬大早川研究室のラハール堆積物の解説
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