“霧島火山、いや加久藤火山の巨大火砕流が出会う最初の都市が都城であった・・・ 中心にある百貨店の屋上から北西を見ると、聳え立つ霧島火山がよく見える・・・ 古い時代のカルデラ湖が姶良カルデラの破局的噴火で火砕物に埋められて出来たのが、現在の都城盆地である・・・ 現在の都城盆地を造ったのもじょうご型カルデラ火山の破局的噴火なら、今、破壊しようとしているのもまた、じょうご型カルデラ火山の破局的噴火なのである”(第5章,p.165)
 (撮影:田島靖久)
解説:
写真は都城市内から北西方向を撮ったもので、遠くにかすかに霧島火山が写っている。 都城市からも、最初の水蒸気爆発から破局的噴火へと至る一部始終が、黒木達が見たのとはまた別の角度から観察できた。 都城市はまず大量の噴石の直撃を受け、次いで前方火砕サージに襲われ、最後に火砕流本体が通過し、厚さ140mにも達する火砕物で埋めつくされてしまうのである。
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